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イミダゾールジペプチド
(アンセリン・カルノシン)とは

イミダゾールジペプチドはアンセリンやカルノシンの総称です。アンセリン・カルノシンは脊椎動物の骨格筋や脳中に多く含まれるジペプチド(アミノ酸が2つ結合)。イミダゾール基による抗酸化能や緩衝能をもつことから、筋肉疲労の緩和や学習機能の改善に働くと考えられています。

アンセリン・カルノシンの構造式 アンセリン・カルノシンの構造式

機能性データ

  1. 運動パフォーマンスの向上 (参考文献1)

    成人男性8名にイミダゾールジペプチド(アンセリン・カルノシン)500mgを含むドリンクを1日1回摂取していただき、その30分後に運動パフォーマンスを測定しました。その結果、プラセボ群と比べて試験食群では総仕事量が向上しました。

  2. 脳機能の改善 (参考文献2)

    中高年の健常者39名にイミダゾールジペプチド(アンセリン・カルノシン)1.0gを含む顆粒を1日1回、3ヶ月間摂取していただき、記憶力テストを行いました。その結果、プラセボ群と比べて記憶力の低下が抑制されました。
    遅延記憶力テスト(WMS-LM2)スコア 遅延記憶力テスト(WMS-LM2)スコア
  3. 疲労感の緩和 (参考文献3)

    中高年者10名にイミダゾールジペプチド(アンセリン・カルノシン)225mgを含むタブレットを1日1回、1ヶ月間摂取していただき、疲労感に関するアンケートを行いました。その結果、摂取前と比べて摂取後では目および全身の疲労感が緩和されました。
    イミダゾールジペプチド(アンセリン・カルノシン)摂取による中高年者の疲労感緩和(上:目の疲労感、下:全身の疲労感) イミダゾールジペプチド(アンセリン・カルノシン)摂取による中高年者の疲労感緩和(上:目の疲労感、下:全身の疲労感)

参考文献

  1. 市川 淳 ら, 第60回日本体力医学会大会 (2005)
  2. Hisatsune.T et al., Journal of Alzheimer’s Disease, 50, 149-159(2016)
  3. 鬼塚 英一郎, 食品と開発, VOL.42 No.9(2008)

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