コンドロイチン硫酸は、ムコ多糖類(動物組織や体液に広く分布するアミノ糖を含む複合多糖)の一種で、動物の軟骨に多く存在しています。代表的なものとして、AからEの5ユニットが知られています。軟骨ではタンパク質と結合しプロテオグリカンを形成しており、その特徴である保水性、粘性から、関節などではクッション材としても働いています。また、コンドロイチン硫酸ナトリウムは、医療用医薬品、一般用医薬品として、関節痛などに用いられています。
中高年の健常者48名に豚由来コンドロイチン硫酸350mgを含む錠剤を1日1回、3ヶ月間摂取していただき、膝関節の痛みや違和感を測定しました。その結果、プラセボ群と比べて階段ののぼりおりや正座をする時の違和感が低下しました。
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