コラーゲンペプチド

コラーゲンペプチドとは

コラーゲンは皮膚や骨の主要なタンパク質で、体内のタンパク質の約1/3を占めています。また皮膚組織では真皮に存在し、皮膚の強さ、弾力性などの維持に働いています。このコラーゲンを酵素などで分解し、比較的低分子化したものが、コラーゲンペプチドです。

ヒトの皮膚断面図模式図 ヒトの皮膚断面図模式図

機能性データ

  1. 肌の保湿機能 (参考文献1)

    コラーゲンペプチド1000mgを含有したスープを1日1食ずつ、9月から11月の空気が乾燥する季節に摂取していただき、右前腕部の肌の水分量を測定しました。その結果、スープを摂取しなかった群と比較して、肌水分量が高く保たれました。

    鶏コラーゲンペプチド摂取による肌水分量の変化 鶏コラーゲンペプチド摂取による肌水分量の変化
  2. 骨形成促進機能 (参考文献2)

    閉経後の50代女性にコラーゲンペプチド6gを1日1回、3ヶ月間摂取していただき、摂取前後の骨量(超音波骨評価装置にて)および血清ALP(骨形成指標として)を測定しました。その結果、対照群では骨量が減少したのに対し、試験群では骨量を保っていました。また、試験群では血清ALPが上昇したのに対し、対照群では変化がありませんでした。
    骨形成促進機能 骨形成促進機能

参考文献

  1. 塩田 紀子ら, Food Style 21 Vol.3 No.8(1999)
  2. 渡辺 洋一郎ら, 第59回栄養・食糧学会大会(2005)

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