エラスチンペプチド

エラスチンとは

エラスチンは皮膚や血管など弾力性のある組織に含まれているタンパク質です。コラーゲン線維を束ね真皮を支えていますが、皮膚中のエラスチン量は20歳代後半をピークに減少していくことから、若々しいお肌に重要な成分といわれています。

ヒトの皮膚断面模式図 ヒトの皮膚断面模式図

機能性データ

  1. 線維芽細胞の活性化 (参考文献1)

    ヒト線維芽細胞の培養液中にP-エラスチンを添加して、5日間培養したときの繊維芽細胞数とコラーゲン産生量を測定しました。その結果、対照群に比べてP-エラスチンを添加したときの繊維芽細胞数とコラーゲン産生量が増加し、繊維芽細胞が活性化されました。

    エラスチンペプチド添加によるヒト線維芽細胞の活性化 エラスチンペプチド添加によるヒト線維芽細胞の活性化
  2. 皮膚の弾力性 (参考文献2)

    成人男女13名にP-エラスチン100mgを含むドリンクを1日1本ずつ、8週間摂取していただき、頬の皮膚弾力性を測定しました。その結果、摂取前と比べて頬の皮膚弾力性が向上しました。
    皮膚弾力性の測定方法 吸引された(解除後に戻りきれなかった)皮膚の高さを計測 エラスチンペプチド摂取による皮膚弾力性の向上 皮膚弾力性の測定方法 吸引された(解除後に戻りきれなかった)皮膚の高さを計測 エラスチンペプチド摂取による皮膚弾力性の向上

参考文献

  1. 早川 徹 ら, 食肉の科学, 48, 145-150(2007)
  2. 佐藤 三佳子 ら, 日本食品科学工学会誌, 58(4), 159-163(2011)

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